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Oculus Goのレンズ保護とセンサ誤作動防止ができる「ペラいカバー」が最高でした

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Oculus Goのセンサ誤動作問題

 2万円台の格安VRゴーグル「Oculus Go」、色々なコンテンツを楽しんでいます。

 ただ、使っているうちに気になる問題点としては、センサの誤作動のせいかスリープが解除されてしまうことがあることです。突然「ピポッ」って電源入るの不気味ですし、バッテリの減りも気になります。

 そんな問題を解決すべく、norifumiさんが「ペラいカバー」という素敵なアイテムを作って下さったので、今回はそちらを紹介したいと思います。ちなみにこれ最高です。アイテムの詳細は、以下参照下さい。もの凄く丁寧に商品のウリや、使い方が書いてあります。

 以上終わり!でも良いのですが、今回は無料で公開されている「ペラいカバー」簡易版の3Dデータ(STL形式)を3Dプリンタでプリントしてみましたので、そちらを簡単に紹介します。簡易版の「ペラいカバーに」関しては以下記事参照下さい。

ペラいカバー3Dプリント

 3Dプリントには、ご家庭に1台はあると思われる3Dプリンタを使います。今回私は、愛用している「UP Plus2」を使いました。この機種なら「ペラいカバー」問題なく出力できました。

3Dプリンタの設定

 「UP Plus2」の基本的な使い方や調整方法は以下参照下さい。

 材料はABSが推奨のようです(PLAはパーツの接合がイマイチらしいです)。サイズが大きいので、以下のように「ペラいカバー」は斜めに配置しましょう。以下のように配置すれば、3つの部品を1度にプリントできました。 f:id:karaage:20180729231817p:plain:w640

 プリント設定は以下の通りです。充填率は80%程度が推奨らしいのでそのようにしました。 f:id:karaage:20180729231807p:plain:w640

3Dプリントした「ペラいカバー」

 プリントした「ペラいカバー」。2時間ちょいで印刷できました。サポート材もわりと綺麗に剥がせました(UP Plus2のEasy to peelのオプションをオンにしています)。 f:id:karaage:20180728180924j:plain:w640

 パーツを組み合わせた図 f:id:karaage:20180728181237j:plain:w640

 ひっくり返した様子 f:id:karaage:20180728181255j:plain:w640

 サイズもピッタリ。レンズも保護できるし、センサの誤動作もありません。 f:id:karaage:20180728181354j:plain:w640

 コントローラのホルダも付いています。 f:id:karaage:20180729230649j:plain:w640

まとめ

 Oculus Goのレンズ保護とセンサ誤作動防止ができる「ペラいカバー」の紹介をしました。センサの誤動作は割と気になっていたので、これは本当に助かりました。レンズの保護にもなりますし、持ち運びの安心感も増しますね。Oculus Goのケースにピッタリのサイズ感の「無印のメイクボックス・小」と組み合わせて使うのがGoodです。

 私は3Dプリンタを持っていたので、DMM.makeのマーケットプレイスでの購入はしていないのですが、norifumiさんは何度も試作を繰り返して仕上がりをチェックしていますし、仕事がとても丁寧なので信頼してよいと思います。3Dプリンタを持っていない方や、高品質なものが欲しい方は購入検討してみてはいかがでしょうか?

 DMM.makeに関しては、以下の関連記事なども参照下さい。

関連記事


Maker Faire Tokyo 2018見て回る予定のところ

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f:id:karaage:20180803020403p:plain:w640

Maker Faire Tokyo 2018行きます

 去年に引き続き「Maker Faire Tokyo 2018(以下MFT2018)」を見に行きます。

 Maker Faire Tokyoに関しては、上記公式サイトや、以下の去年のレポートを参照下さい。

 出展も無いのにノコノコと東京まで行っちゃいます。家族には許可をもらいました。感謝です。去年 Akipartyに参加できなかったのと、時間足りなかったのを反省して、今年は一泊二日で行きます!

見に行く予定の展示

 Twitterやブログなど、ネットで仲良くさせていただいている人の展示です。ていうか、ネットでつながっている人の展示みるだけで、1日かかりそう。 完全に自分のメモです。時間ないため、説明などは割愛です。展示番号だけしか書けてないものも…少しずつ追記します!

 順番は展示番号のアルファベット順です。

たてたてさん(A-07-01)

たてたて@MFT A-07-01 (@yoyokkTT) | Twitter

(A-08-11)

すいラボ(B-02-03)

すいラボ | Maker Faire Tokyo 2018 | Make: Japan

ディープラーニング農業(D-01-06)

workpiles | Maker Faire Tokyo 2018 | Make: Japan

MONO Creator's Lab(G-07-01)

MONO Creator’s Lab(ものクリ) | Maker Faire Tokyo 2018 | Make: Japan

電脳カウボーイズ(H-01-03)

電脳空間カウボーイズ | Maker Faire Tokyo 2018 | Make: Japan

Uchida Masatoshi(シン石丸) (@S_Ishimaru) | Twitter

人工知能プログラミングやってくブログ

Nefryコミュニティ (H-04-02)

Nefryコミュニティ | Maker Faire Tokyo 2018 | Make: Japan

個人で作るフリスクサイズのIoTデバイス「Nefry」(MFT2017展示紹介その3) - karaage. [からあげ]

H-06-01

D's Maker College(H-07-04)

D’s Maker College | Maker Faire Tokyo 2018 | Make: Japan

Make: Japan | 巨大企業を中から元気にするために集まった53名のメイカーたち-株式会社デンソー「デンソー技術会 DEES Maker College」メンバーインタビュー

R-MONO Lab(H-07-05)

R-MONO Lab | Maker Faire Tokyo 2018 | Make: Japan

R-MONO Lab

某楽器メーカのモノ作り同好会が本気で遊ぶ「R-Mono Lab」(MFT2017展示紹介その1) - karaage. [からあげ]

(H-10-09)

トボリの電子工作室(H-10-10)

トボリの電子工作室 | Maker Faire Tokyo 2018 | Make: Japan

トボリ@MFTokyo2018《H-10-10》 (@toboli_sheep) | Twitter

OSO_FAB(H-11-05)

OSO FAB オフィシャルサイト

OSO_FAB@MFT H-11-05 (@OSO_Fabrication) | Twitter

@morecat_lab + @tadfmac(H-12-08)

@morecat_lab + @tadfmac | Maker Faire Tokyo 2018 | Make: Japan

necobit (I-04-06)

necobit | Maker Faire Tokyo 2018 | Make: Japan

Maker Faire Tokyo2018出展内容 – necobit.com(ねこびっと)

株式会社ソラコム(S-01-02)

株式会社ソラコム | Maker Faire Tokyo 2018 | Make: Japan

Kohei(max)MATSUSHITA (@ma2shita) | Twitter

Seeed (S-07-02)

Seeed Technology Co., Ltd | Maker Faire Tokyo 2018 | Make: Japan

matsujirushi’s blog

matsujirushi / S-07-02@MFT2018 (@matsujirushi12) | Twitter

Maker Faire イベント

 以下が必見かな

  • 8/4 13:30-14:20 IAMASの小林先生
  • 8/4 15:30-15:50 電脳空間カウボーイズ
  • 8/5 11:30-11:50 高須 正和さん

同時開催イベント

 Akipartyはギャル電が来る!

 光モノはマストらしい。

#Akiparty 用にヤバい光りもの買った

まとめ

 Maker Faire Tokyo 2018の個人的メモの公開です。いそいでまとめたので、色々抜けてそうです。もし私のお知り合いの方や、フォロワーさんでここに無い方いたら遠慮なく教えて下さい!

 ていうか、2日間で全然時間足りない気がしてきました。全部回れるかな。

 MFT2018では、「からあげTシャツ」か「はてなTシャツ」を着ている予定(もしくは半裸)ですので。もし見かけたら優しくして下さいね!

関連記事

「今日から始めるnoteで音声配信!」録音機材から配信までの手順を完全公開

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noteで音声配信をしています

 最近noteで音声配信を始めました。

 きっかけなどは以下参照下さい。

 基本的には「Voicy」を毎日聞いてたら「自分でもできそうな気がしてきた」という神をも恐れぬ所業で、配信開始しています。自分はネットへのアウトプットという点では、完全に頭のネジが一つぶっ飛んでいるのかもしれません。

 そんな勢いで始めた音声配信、需要があるのかわかりませんが、どういう機材でどうやって配信しているかを公開したいと思います。正直、あんまり調べず勘でやってしまっているので「これは酷い!」って思った人が、もっと良い方法を教えてくれることを期待しています。

 ちなみに、同じくnoteで音声配信している、ロンスタさん(id:lonestartx)も配信方法に関する記事を書いています。ロンスタさんは、Youtubeなどやっていて、機材もテクニックも本格的なので本格派の人はこちらの方を参照しましょう。私の記事はお手軽派です(笑)

音声録音機材

 音声配信の機材には以下のボイスレコーダを使っています。

f:id:karaage:20180722194953j:plain:w640
 ペンタイプで小型

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 クリップで、シャツに挟むことも可能です

 小さいし、バッテリも持つし、声もよく拾ってくれます。何より安い(Amazonで3000円以下でした)。

 もちろん専用機器買わなくても、スマホの音声録音アプリを使うとかでも全然良いと思います。私の場合は、たまたま手元にこのボイスレコーダがあったので使っていただけです。何故、こんなボイスレコーダが手元にあるかというと、それは会社で…(以下自主規制)

 ただ、やはり専用機材があると「今から録音する」という風に気持ちが切り替わるので良いかなとは思います。あと、自分の場合はiPhoneに話すことをメモして見ながら話しているので 専用の録音機がある方が実際便利ですね。

 あと、いつでもどこでも録音できるという手軽さは何事にも代えがたいなと思っています。

音声録音方法

 音声録音をします。最初はタイトルコールだけで挫折していましたが、5回くらいチャレンジして、なんとか録音成功しました。

 自分のコツとしては以下です。

  • 話す内容は、単語レベルでよいのでいくつかメモして見ながら話す
  • とにかく1回最後まで喋りきる。途中で多少詰まってもとりあえず最後までいく
  • 録音する場所と時間を確保する。自分の場合は家で夜中の他、会社のお昼休憩時間とかを利用して録音しています

音声処理(そのままアップロードする場合)

 ここからはMac前提の説明となります。音声を録音したら早速アップしましょう。録音したwaveファイルはそのままアップロードできないので、mp3に変換する必要があります。iTunesを使ってもよいのですが、毎回は手間なのでコマンドラインでmp3に変換します。

 Homebrewでffmpegをインストールします。

$  brew install ffmpeg

 Homebrewが分からないという人に関しては、以下記事参照下さい。

 Homebrewがよく分からない、もしくは使いたくないという人は、以下から直接ダウンロードすればOKです。

Builds - Zeranoe FFmpeg

 あとは、以下コマンドでmp3に変換します(変換前のファイルが input.wav変換後のファイルがoutput.mp3の場合の例)。

$ ffmpeg -i input.wav -f mp3 -b:a 96k output.mp3

 オプションの96kという数字はビットレート(大きいほど高品質になる)です。あんまり容量増やしたくなかったのと、音声配信なら96kもあれば十分という根拠のないネットの意見に流されてみました。話している内容が分かれば良いかなと思っています。

音声編集する場合

 そのままアップせず、音声編集(BGMや効果音をつけるなど)したいという方は少し手順が変わります。私は編集する場合は、Macに標準のGarageBandを使用するのでその前提で説明します。

 私が使っているボイスレコーダの音声ファイル(wave形式)は、そのままだと何故かGarageBandで読み込めないので、一度ffmpegでオプションをつけずに変換をかまします。

$ ffmpeg -i input.wav output.wav

 BGMは好きなものを使用すればOKです。私はフリーの音声ライブラリを使うのは好みじゃないので、「deepjazz」というソフトでディープラーニングを使ってJazz風の曲を作曲しました。詳細は以下参照下さい。

 BGMが用意できたら、GarageBandで以下のように音声を重ねていきます。 f:id:karaage:20180731235113p:plain:w640

 よくある、音量を途中で変えたい(フェードイン、フェードアウト)場合がちょっと分かりづらいです。メニューの「ミックス」 ->「オートメーションの表示」を選択すれば、音量調整できるようになりますので注意して下さい。

 「GarageBand」には他にも色々なエフェクトや編集機能あるので、興味ある方は色々試してみると良いかなと思います。

 個人的には、音声配信に関しては話すコンテンツ(内容)に集中したいので、BGMとかはサービス側でテンプレートを用意してくれると良いなと思います。Voicyは共通のテンプレートを用意していて、サービス全体の雰囲気を統一すると共に、配信者がコンテンツに集中できるようになっているのが良さそうだなと思います。noteはそういったテンプレートないので、標準であると良いなと思います。

noteでの音声配信

 音声配信のプラットフォームにはnoteを使います。noteに登録してない人は、とりあえず登録しましょう。

 音声配信自体はめちゃくちゃ簡単です。右上の「ノートを投稿」をクリックして「音声」を選択したら以下の画面になります。

f:id:karaage:20180728225532p:plain:w640

 真ん中の破線の中に、先ほど変換したmp3ファイルをドラッグ&ドロップします。すると以下のような画面になります。

f:id:karaage:20180728225557p:plain:w640

 あとは、タイトルと配信者と内容を入力して「投稿」をクリックするだけでOKです。これだけで音声配信ができちゃいます。めちゃめちゃ手軽ですね。

まとめ

 音声配信の機材に関して紹介しました。手軽に撮って即アップできることを優先しています。音質的には、コンデンサマイクとか使うと良いのでしょうけど、どうせmp3に変換しちゃいますし、そもそもが私の声なので良いかなと思っています。あと、noteは手軽に音声配信ができて良いですね。多分noteが無かったら、音声配信はやってなかったかなと思います。

 音声配信は、正直いつまで続くか自分にも分かりませんが、今のところ結構自分自身が楽しめているので無理せず続けられれば良いかなと思っています。もし1年くらい続いたら、リアルでも喋るのが上手になったり、プレゼンが上手になったりしないかなとか期待しなくもないです。それは無いか(笑)でも、実は自分の声ってあんまり好きじゃなくてコンプレックスだったのですが、音声配信始めてからあんまり気にならなくなったので、それだけでもやってみた価値あったかなと思っています。

 音声配信、やってみると意外に面白く手軽にできるので、もし興味がある方は本記事を参考にして一度試してみてはいかがでしょうか?

参考リンク

pythonで音声処理

Mac でコマンドラインから、WAV → mp3 など音声ファイルの形式を変換 - モノラルログ

音の良いポッドキャストを録音するために ― Turing Complete FMの収録テクニック|Rui Ueyama|note

関連記事

Maker Faire Tokyo 2018 の展示レポート・プレゼン動画・スライドまとめ

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Maker Faire Tokyo 2018に行ってきました

 Maker Faire Tokyo 2018という東京で行われた個人のモノづくり系イベントに2日間行ってきました。ネットで繋がっている方の展示を見て回ったり、実際に色々な方とお話しすることができてとても楽しかったです。初対面の方と20人以上話した気がします。コミュ障の自分としては快挙ですね。

 面白いもの色々あったので、ブログでもシェアしたいなと思います。まずは速報的に公式情報や、当日のプレゼンへのスライド、動画へのリンク。参加者のレポート等をまとめたいと思います。随時追加予定ですので、情報ありましたらtwitterやコメントなどで教えていただけたら嬉しいです。

Maker Faire Tokyo 2018の情報

速報的動画と音声配信

 私が会場で撮影した動画を簡単にまとめたものです。撮影の前に声をおかけしていますが、万一問題あるカットありましたら教えて下さい。すぐ編集いたします。

 600以上ある展示のうち、私が見た極一部展示のうち、動画向きのものだけを抜粋しました。少しでも雰囲気が伝わればと思います。

 また、Maker Faire Tokyo 2018のレポートを、Instagramの写真・動画と共に振り返りながら音声noteで配信しています。こちらは好きな人だけどうぞお聴き下さい(笑)

第6回(前編)夫婦コラボ再び! Maker Faire Tokyo 2018レポートスペシャル|からあげ(karaage0703)|note

第6回(後編)夫婦コラボ再び! Maker Faire Tokyo 2018レポートスペシャル|からあげ(karaage0703)|note

公式Make: レポート

 公式のレポート

Make: Japan | Maker Faire Tokyo 2018レポート #1| 親子で楽しめるワークショップや展示がいっぱい

Make: Japan | Maker Faire Tokyo 2018レポート #2|ハイレゾオーディオとGPSに対応するマイコンボード「SPRESENSE」

Make: Japan | Maker Faire Tokyo 2018レポート #3|チェコ生まれの “自己増殖する3Dプリンター” Original Prusa i3 MK3が日本で販売開始

Make: Japan | Maker Faire Tokyo 2018レポート #4|木と鉄で作る原付3輪自動車、ソルダリング・シンセサイザー、黒ひげ危機一発VRなど、見逃せない19のプロジェクトを紹介!

イベントのスライド・動画

テクノロジーの“辺境”—「枯れた技術の水平思考」をレンズとして - YouTube
IAMASの小林先生のプレゼンのスライド。イノベーションマネジメント|kotobuki|noteの記事も必読

日本からのMaker Pro -ものをつくって生きるには- Maker Faire Tokyo 2018 高須正和 @tks - YouTube
深圳ツアーなどを企画している高須さんのプレゼン。

Akiparty Tokyo 2018のまとめ

 Maker Faire Tokyo 2018と同時期に開催されていたAkipartyです。こちらもMaker Faire Tokyo 2018と関係深いので紹介します。

AkiParty Tokyo 2018 まとめ - Togetter

AkiPartyとMaker Fair Tokyo 2018行ってきた - つよくなりたいなあ

#Akiparty 2018 ピアノ男 高速劲爆黑客DJMIX by pianoid | Free Listening on SoundCloud
Akiparty出演者のピアノ男さんがSoundCloudにアップした音源。めちゃかっこ良いです。

出展者・参加者のレポート

 見つけ次第随時追加していきます。

Maker Faire Tokyo 2018に行ってきました|takahashi toshio|note

トイハック同好会としてMaker Faire Tokyoに参加してきました - いろいろ作るよ

Maker Faire tokyo 2018 見に行ってきました | g200kg Music & Software

Maker Faire Tokyo初出展!やってよかったこと・やればよかったことまとめ。 - トボリブログ

裏メイカー祭2018(夏)まとめ - 趣味TECHオンライン | 趣味のモノづくりを応援するオンラインメディア
Maker Faire Tokyoと同時開催している裏メイカー祭のまとめ。こちらもおじゃましてきました。

まとめ

 Maker Faire Tokyo 2018関係を速報的にまとめました。展示のうち興味深かったものは、また個別の記事でじっくり紹介したいなと思っていますのでそのうちに。

関連記事

統計解析ソフト「R」のセットアップと使いかた

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f:id:karaage:20180717094913p:plain:w640

統計解析ソフト「R」を試してみた

 たまに名前を聞いて気になっていた統計解析ソフトの「R」。最近はデータ解析といえばPythonが主流ですが、その前はフリーのデータ分析ソフトとては「R」がほぼ一強だったそうです。歴史がある分、ライブラリも豊富なのでうまくPythonと使い分ければデータ分析の効率が上がりそうですね。PythonとRの連携とかもできるそうですので、うまく組み合わせられればいいとこ取りもできそうです。

 というわけで、今回はセットアップから簡単な使い方の紹介までをしてみたいと思います。

「R」のインストール

 セットアップに関しては、Mac前提です。Windowsの方は各自調べてみて下さい。Windowsの方が簡単だと思います(多分)。

 Homebrewで、以下コマンド一発でインストールできます。

$ brew install r

 「R」のIDE環境である「R Studio」はHomebrew caskでインストールできます。以下コマンドでOKです。

$ brew cask install rstudio

 HomebrewやHomebrew caskに関しては、以下記事参照ください。

 起動すると以下のような画面が出てきます。

f:id:karaage:20180717094858p:plain:w640

Rの基礎練習

 まずはデータをインプットしてプロットします。例えば、以下のように入力しましょう。

> x1 <- rnorm(1000, 0, 1)
> plot(x1, type="l", col="blue")

 1行目でデータ数1000の正規乱数を生成して、2行目で線タイプがライン、色が青のグラフをプロットしています。実行すると、以下のように表示されます。

f:id:karaage:20180717094913p:plain:w640

 なお、ここで右下のパネルを小さくしていると、以下のエラーが出ます。

plot.new() でエラー: figure margins too large

 右下のパネルを大きくするか、以下で新しいウィンドウを開きましょう。

> dev.new()
NULL
> plot(x1, type="l", col="blue")

f:id:karaage:20180716222741p:plain:w640

 以下最初の >は省略します。そのままコピー&ペースとすれば動くと思います。

 例えば以下のような式のグラフを書く場合の例です。

x(t) = x(t-1) + 1

 Rでは以下のようにかきます。

x2 <- 0
for (t in 2:1000){
x2[t] <- x2[t-1] + 1
}
plot(x2, type="l", col="red")

 以下のようなグラフとなります。

f:id:karaage:20180717100148p:plain:w640

 以下のような式だと

x(t) = 2 \times x(t-1)

 Rでは以下となります。

x3 <- 1
for (t in 2:100){
x3[t] <- 2*x3[t-1]
}
plot(x3, type="l", col="red")

 グラフは以下ですね。 f:id:karaage:20180717100710p:plain

まとめ

 Rをセットアップしてちょっとだけ触ってみました。ツールは大いに越したことはないですが、あんまり増やしても使い方思い出すのに大変になってくるので悩ましいですね。はてなブログだと、かの有名なid:TJOさんがRを使った分析記事を書いているので、参考にして試してみると面白そうです。

 あと id:niszetさんも、「R」に関して多く情報発信をしているので「R」に興味がある方は要チェックですね。

参考リンク

Python と R で連携する

Mac OS X に Homebrew で R をインストールする - CUBE SUGAR CONTAINER

【備忘録】Rstudioでrjagsする時の小技 - 広告/統計/アニメ/映画 等に関するブログ

趣味として楽しむ論文読みのススメ

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最近、趣味で論文を読んでいます

 最近たまに論文を読むようになりました。大学卒業してからは、さっぱり読まなくなっていたのですが、ここ数年は機械学習系の論文がネットで無料に読めるので、主にディープラーニング関係の気になるものをチェックしています。

 といっても、バリバリ読み込んで実装したり、それを上回る研究したりという目的でなくて、あくまで「まぁ一部がわかれば儲けもんか」くらいの気楽な気持ちで読んでいます。大学の研究室にいたときは、論文読みは好きじゃ無くて嫌々ノルマ的に読んでいた不良研究者だったのですが、趣味的に読むと楽しいものですね。

 今は多くの論文が無料で読めるし、驚くような内容のものが、どんどん新しく出てくるので、ある意味下手なSF読むより面白いと思います。お金が無い学生さんは、是非もっと楽しみながら論文を読んで欲しいなと思います(研究で必死だとなかなかそんな気分になれないかもしれませんが)。

論文のまとめ方

 論文、大体読んだまま忘れてしまうことが多いので、自分の理解を深める意味と、後で参照しやすくするためデータベース化したいなと思いました。最近はGitHubで共有したりしている例も多いようです(以下のarXivTimesが有名かも)。

GitHub - arXivTimes/arXivTimes: repository to research & share the machine learning articles

 ただ、私はあくまで自分が興味あるものを好きなペースでメモしたいだけなので、はてなブログにメモ用のブログを立ち上げて内容をまとめていくことにしました。

 どうやってまとめていこうか悩んだのですが、先ほど紹介したarXivTimesのフォーマットと、ネットで調べて出てきた、今話題の落合 陽一先生のフォーマットのいいとこ取りをしてみることにしました。

落合 陽一流のフォーマット

  • どんなもの?
  • 先行研究と比べてどこがすごい?
  • 技術や手法のキモはどこ?
  • どうやって有効だと検証した?
  • 議論はある?
  • 次に読むべき論文は?

arXivTimes流フォーマット

  • 一言でいうと
  • 論文リンク
  • 著者/所属機関
  • 投稿日付(yyyy/MM/dd)
  • 概要
  • 新規性・差分
  • 手法
  • 結果
  • コメント

からあげ流フォーマット

 上記2つを魔合体したのがこれだ!

  • 論文へのリンク
  • 筆者・所属機関
  • 投稿日付(yyyy/MM/dd)
  • 概要(一言まとめ)
  • 新規性(何が過去の研究に比べて凄い?)
  • 手法の概要
  • コメント
  • 関連情報(あれば)
  • 次に読む論文
  • 自分なりのアウトプット
  • 気になった英単語・英語表現

 基本は真似っこなのですが、ポイントとしては自分なりのアウトプットを加えて、ソフトを実際に動かしてみて理解を深めることや、調べた英単語とかはメモっておいて、この分野の専門用語に慣れようかなと思いました。

 全部を埋めることは、それほど重視せず。あくまで、まとめやすくするためのツールとして使えればよいかなと思っていますし、随時見直していこうと思います。

その他テクニック

 英語が苦手な人は以下も参考になりそうだなと思いました。

まとめ

 趣味として論文を読むことに関して書きました。最先端の研究している人からは、こんな緩い読み方をしていると怒られてしまうかもしれませんね(笑)。

 ただ、 「10年後の仕事図鑑」で落合先生が語るところ

研究のルーツは、古代ローマかギリシャの貴族層が余暇時間をつぶすためにはじめたことにある。

 らしいので、もっと多くの人が片意地張らずに、もっと論文を読むこと楽しめばよいのじゃないかなと思います。そもそも研究って国民の税金で行なわれているわけなので、誰しもが論文を自分のために読んで問題ないはずなのですよね。というわけで、もっと気楽に論文を読んでみてはいかがでしょうかという

10年後の仕事図鑑

10年後の仕事図鑑

参考リンク

論文フォーマット

高速で論文がバリバリ読める落合先生のフォーマットがいい感じだったのでメモ - 書架とラフレンツェ

パワポ版の落合陽一先生流論文要旨のテンプレートを作ったので配布する - 一人ぼっちのライフハック生活

落合流先生流の論文要旨フォーマット

論文を読んでブログにまとめていこうと思うので、そのまとめ方をまとめておく - St_Hakky’s blog

論文サーベイ方法

"サーベイの仕方・論文の読み方"

研究分野をサーベイする

CV分野におけるサーベイ方法

文献調査をどのように行うべきか?

 文献の調べ方(大学院生の方)へ

How to Read a Research Paper - YouTube

Maker Faire Tokyo 2018 雰囲気の分かる写真と簡単な説明+お会いできたネット繋がりの方メモ

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Maker Faire Tokyo 2018 当日写真

 MFT2018の雰囲気の分かる写真+簡単な紹介をいくつか。気になった展示の詳しい記事は別途公開予定ですー(予定は未定)。

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 会場準備中

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 かわいい謎のロボット

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 バルーンアート

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 大人気。中には小さい男の子が入っていて、女性に囲まれてタジタジだったっぽい

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 ダンボールアート

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 雨の予報になるとエクスカリバーのように傘が抜けるという衝撃の展示。めちゃクオリティ高い。この人、2日で何百回剣を抜いたのだろう…

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 名物、ガイコツおじさん

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 高性能ロボット。鼻に、ピューってふくやつが仕込まれている

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 BB8動きかわいかった

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 決めポーズをとってくれます。サービス心旺盛!

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 真空管の入ったこけし。残念ながら音は出なかったけど、隣のこけしはシンセサイザになっててめっちゃ音よかった

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 バーコードを読み取って演奏するバンド。発想がヤバい

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 モヒートを自分で作れるマシン。楽しく自分で作れた。こういうの良いね

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 眠くなると振動して起こしてくれるメガネ。ペンもある。ちょっとした発想だけど良いね。ちゃんとアクチュエータとセンサも内蔵されてて凄い

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 祭りの後

Maker Faire Tokyo 2018でお会いできた人

 完全に自分のメモです。実は自分としてはこれがメインなのですが、これだけだとあんまりなので冒頭の写真を足してます(笑)

 ネットでつながっていた人で、Twitterの相互フォロワーでMFT2018でお会いしてお話しできた方です。9割くらいは初対面の方でした。

 もし抜けがあったら気軽に教えてもらえると嬉しいです。急いで作業しているので、抜けは決して他意では無いですー。逆に一方的に認知してくださっている方も教えて下さい!ニアミスした人、今回はゆっくりお話しできなかった方は次の機会にぜひー

Kazuma Andoh (@KazumaAndoh) | Twitter

Uchida Masatoshi(シン石丸) (@S_Ishimaru) | Twitter

matsujirushi (@matsujirushi12) | Twitter

カワヅ (@necobut) | Twitter

けん@すいラボ🍜MFT B-2-3 (@suilab_ken) | Twitter

もちきん@すいラボ👾MFT(B-2-3) (@suilab_mochi) | Twitter

R-MONO Lab (@r_mono_lab) | Twitter

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空飛ぶロボットのつくりかたの中の人

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Maker Faire Tokyo 2018レポート(マイコン・電子工作・IoT編)

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MFT2018レポート(マイコン・電子工作・IoT編)

 いよいよMFT2018のレポートです。まずは、電子工作とかIoTといったキーワード中心に気になったものを紹介しようと思います。ちなみにこのレポートは、私が見た極一部の展示のうち、独断と偏見で選んだものですのでご了承下さい。

M5Stack

 今回の展示で一番勢いを感じたマイコンはM5Stackです。スイッチサイエンスさんでの大量に積まれたM5Stackは圧巻でした。

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 個人の展示でも、M5Stackを使っていた人が非常に多かった印象です。以下は、ビールグラスにM5Stack取り付けて、グラスの傾き検知して表情変えるというアイディア製品。

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 ディスプレイからセンサまで全部入りでパッケージングされていますし、Raspberry Piのように起動・遮断に気を使わなくて良いのが好まれているのでしょうね。

 Maker Faire Tokyo2018でのM5Stackの展示に関しては、ししかわさんがスライドにまとめて下さっています。なんと15もの展示があったそうです(ビックリ)。

M5Stack山盛り!Maker Faire Tokyo 2018に行ってきた

 MFT2018で行われた、IAMASの小林教授のプレゼンでも、以下のようにメイカーの代表ツールとしてArduino、Raspberry Piの次のハードウェア(マイコン)として挙げられていたので、次のMaker FaireではM5Stackを使った展示が激増しているかもしれませんね。

f:id:karaage:20180815113443p:plain:w640 『テクノロジーの“辺境”—「枯れた技術の水平思考」をレンズとして』より抜粋

 私も今一番触ってて楽しいマイコンかもしれません。積みマイコンにならないようにしないと(笑)

 M5Stackの購入やセットアップに関しては以下記事参照下さい。

Nefry

 M5Stackと同じ、ESP32マイコンを使用しているわみ(@wamisnet)さん開発のNefryの展示。

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 Nefryに関しては以下参照下さい。

 Nefry、既にわみさん個人のものでなく、コミュニティーが出来上がっているのにビックリしました。

 国産のESP32開発ボードとして、M5Stackに負けじと頑張って欲しいなと思います。

Sony SPRESENSE(スプレッセンス)

 ソニーがラズパイ対抗のマイコンボード発売というニュースで話題になっていた基板ですね。

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 カメラモジュールあったり、ロボットが動かせたりと「一通りのことはできるぞ!」という展示を行っていました。そもそも、ラズパイのカメラモジュールもソニーですしお手のものでしょうね。

 ただ、この分野はコミュニティ含めたエコシステムの構築が重要になってくるので、それをSonyさんがどこだけ盛り上げられるかですね。Intelさんも撤退していますし、後発が不利と思われるこの分野でどうやって広めていくのか…気になるところですね。ちなみに私はSPRESENSEは買いませんでした。すみません、これ以上積み(罪)基板は増やせません。

 ちなみに、Raspberry Piのカメラモジュール(ソニー製)に関しての記事は以下参照下さい。

すいラボさん

 電子部品のアクセサリーを作っているすいラボさん。ご夫婦で電子部品で作ったアクセサリの販売をされています。

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 ファッションで電子部品をアクセサリの材料に使っていると思いきや、ラズパイでソフト含めてレジを作っているあたり完全にガチ勢でした。

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 私はこういうの好きです。電子部品とか、使い道無くなってどうしようもなくなるもの多いですね。最高のリサイクルだと思います。秋月電子のお楽しみ袋とか誰が買うんだろと思ってたのですが、こういう人が買うのですね(笑)

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 おたのしみ袋

 ちなみに、旦那様が私のブログの読者でご夫婦で音声noteの配信まで聞いてくださっているそうです。完全にヤバい夫婦です(笑)

 そんな「すいラボ」さんのサイトは以下です。商品のネット販売や、電子工作情報があります。個人的にはチップチューン情報が気になります! sui-lab.info

 狂気の音声配信はこちら(笑)

しゃべるコースター

 これまた私のブログを読んで、音声配信を聞いて下さっていて、これまた夫婦で出展しているトボリさんの展示。

 アイディアも中身の解説も含めて素敵な展示でした。

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 トボリさん、お会いする前は絶対ヤバい人と思っていたのですが(物凄く失礼)、めっちゃ爽やかな女性でビックリしました。夫婦で出展って良いなと思いました。いつか私も妻と一緒に出展したいと思います(笑)

 トボリさん、はてなブログで初心者向けに電子工作の情報を発信しています。実はPICマイコンは使ったことないので、PIC情報に興味津々丸です。トボリ先生と呼びたいと思います(笑)

FlashAir

 東芝さんのFlashAir。いつか買って何かしたいなと思いつつ、何も使い道が思い浮かばない商品の一つです。流石の企業クオリティで複数の展示をされていました。

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 SDカードでFM音源を鳴らす。普通に考えて頭おかしい

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 Google HomeとSDカードの連携。冷静に考えると頭おかしい

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 ロボットとSDカードの連携(以下略)

 無料とは思えないクオリティの同人誌も無料配布していて、やはり全体的に頭が(以下略)素晴らしい取り組みと思います。

 以下で無料ダウンロードもできます。

SORACOM

 IoTといえばSORACOMさん。

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 Amazon DASHボタン的なもの。LTEでダッシュボタン的なことができるようです

 上記ボタンは、DASHボタン的使い方しかできないのですが、Seeedさんが開発したWio LTE基板を使えば、好きなアプリケーションが実現できるようです。

 例えば、下記はSORACOMさんが作ったSORACOMボタン(?)ですが、AWSでなくSlackに投稿をしています。

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 Wio LTE基板は、GROVEコネクタ(I2C/SPI通信)でマイコンが様々なセンサと繋がるようなので、センサ情報をクラウドに送ったり、通信のトリガにしたりと、色々な応用例が思いつきそうですね。あと、大体Maker Faire的なイベントって人多すぎてWiFiが死んでいるのですが、当然ながらSORACOMさんのセルラー回線は余裕でした。

 今までは、Raspberry Piをネットに繋いでIoT的なことをしていたのですが、こういったセンサ付きデバイスを直接ネットに繋げられると、色々なことができそうですね。IoTって、何かハブ的なものがあった方が良いものと思っていましたが、色んなデバイスをとにかくネットに繋げてデータをクラウドに上げて、あとはクラウドで良しなにするって方が単純で良いのかもしれないなとか思ったりしました。となると課題は電源ですかね。

 SORACOMエバンジェリストの松下さんにも、「SORACOMさんの使って何かやります!」って何も考えずに言ってしまったので、何かやってみたいなと思います。なんて言ったって、自宅IoT友の会のメンバーですからね。

まとめ

 Maker Faireの花形(?)的な、マイコン・電子工作中心にレポートしてみました。他のものも

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Maker Faire Tokyo2018レポート(プレゼン・イベント・ライブ編)

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MFT2018レポート(プレゼン・イベント・ライブ編)

 MFT2018のレポート。続いては、MFTで行われたプレゼン・イベント・ライブを中心に紹介したいと思います。なお、このレポートは、私が見た極一部の展示のうち、独断と偏見で選んだものですのでご了承下さい。

IAMAS 小林茂教授 伝説のプレゼン

 IAMASの小林先生のプレゼン。前回の大垣のプレゼンから大幅にアップデートしているという話だったので楽しみにしていったのですが、なんとまさかの会場側の機材トラブル!

 どうなるのかとドキドキしながら見ていたら、全く動じることなく、落ち着き払ってMacbookの画面でプレゼンを始める小林先生。

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 かっこよすぎ!

 流石の一言です。ある意味伝説のプレゼンでした。もし自分が同じような事態になったら、絶対真似したいと思います。

 スライドは以下で公開されているので、必見です。

 以下のnoteでの連載イノベーションマネジメントもメイカー、新規事業に携わる方は必見の内容です!

Akiparty

 MFT2018と並行開催(?)の秋葉原で行われたライブイベントのAkiparty。

 ギャル電さんの意識の低いプレゼンとTORIENAさんのライブを目当てでいってきました。みんなLEDでピカピカ光ってる(法螺貝や虫かごまで光ってる、意味わからないと思うけど、本当に光ってる)し、内容はカオスすぎて最高でした。

何これw #Akiparty

karaageさん(@karaage)がシェアした投稿 -

 これ、途中で法螺貝ふいてるのですが、プレゼンの1部です

 以下のようなLEDサングラスつけていったのですが、むしろこれだけだと地味でした。 f:id:karaage:20180801191650j:plain:w640

 最後に至っては、引っ込み思案な自分がギャル電さんとか見知らぬ人と肩組んで、ステージ前の方で踊り狂っていたので、恐ろしいイベントです。

TORIENAさんにギャル電!憧れの女子に会えました! #Akiparty

 ギャル電さんに関して、詳しくは以下参照下さい

 TORIENAさんに関しては、詳しくは以下参照下さい

裏メイカー

 Maker Faire Tokyo同日に、東京ビッグサイトで同時開催している裏メイカー。Maker Faireに落ちた人や、Maker Faireでは出せない(?)ような展示をしている、まさに裏のMaker Faireです(笑)

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 記念すべき200人目でした

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 何故か大量に積まれるバブ(無料です)

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 4コマ漫画がその場でプリントされるシステム。かなりレベル高い

 入場も無料で、何故かこれまた無料でもらえるステッカーや入浴剤とサービス精神旺盛です。ゆるい雰囲気と攻めた展示内容が、初期のMaker Faireっぽくて良いなと思いました。Maker Faireも大きくなるにつれて、お利口さんになっていきそうなので、裏メイカーはその逆を全力で突っ走って欲しいなと勝手に思いました(笑)

 裏メイカーには、何度かおじゃましている豊橋のコワーキングスペース「トライアルビレッジ」のメンバーが出展していたので挨拶しにいったら、おにぎり貰いました。

まとめ

 Maker Faire Tokyo2018をイベント中心にまとめました。Maker Faireは、こういった見逃せないイベントやライブもかなり行われているので事前のチェックが重要だったりします(それでも観たいのもの全部はみれませんでした)。ある意味フェスですね。

 個人的には、やはり最高だったのはAkipartyでしょうか。スケールといい、光り方といい、内容といい完全にヤバかったですね。来年も機会あれば絶対行きたいイベントです。

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お盆の思い出(郡上八幡の鍾乳洞・街並み/ラグーナ蒲郡の花火)

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夏の思い出

 今年の夏は、比較的近場のお出かけでした。高校の友人と日帰りで郡上八幡に行ってきたのと、家族でラグーナ蒲郡で花火とプールを楽しんできたので、写真をいつものようにペタペタ貼っていきます。そうです、これは私の個人的な日記です。個人的な日記をWWW(World Wide Web)に載せて、全世界に発信しているのです。インターネット万歳!

郡上八幡の大滝鍾乳洞

 暑いので涼しいところということで、鍾乳洞に行きました。HPは割引があるのと、昔懐かしのホームページビルダーの香りがするので必見です。

郡上八幡・大滝鍾乳洞【公式ホームページ】

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 行けますという不穏な空気

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 鍾乳洞近くには、お店が立ち並んでいました(Free WiFiもあり)

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 かわいいクマさんもいる

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 サイダー飲んだらいざ鍾乳洞へ!

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 鍾乳洞へはケーブルカーで行きます

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 鍾乳洞入り口。中はひんやり

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 中はわりと狭目です

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滝 #大滝鍾乳洞

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 (多分)メインの滝

 鍾乳洞から出ると、食べ放題の流しそうめん

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 激混み

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 おいしく頂きました

 鍾乳洞は、中々の見応えでしたが、やはり浜松の竜ヶ岩洞とか山口の秋吉洞に比べると幾分スケールは劣るかなという感じでした。

郡上八幡の古い町並み

 続いて、郡上八幡の古い町並みを散策しました。

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 郡上八幡城。ここまではいきませんでした

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 食品サンプルでも有名みたいですが、ここもスルー

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 町並み

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 郡上の徹夜踊りの日でした。この日は日帰りでしたが、いつか夜も行って徹夜踊りしてみたいですね

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 美味しそうな匂いのするうなぎ屋さんにイン

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 美味しかったです

青龍の雫

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 デザートの清流の雫は、食べ方が面白い!中身は…美味しい水ですw

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 古い町並みは、有松の町並みを思い出させました

ラグーナ蒲郡の花火

 家族で去年に引き続き、ラグーナ蒲郡に行ってきました。花火の様子です。

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 ナイトプールは狂った感じ

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 今年は火がテーマらしいです

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 迫力の花火

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 よいですねー

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 フィナーレ

 できれば「変なホテル」に泊まりたかったのですが、めちゃくちゃ高くなっていたので今回はリーズナブルなホテルに泊まりました。ただ、もうちょっと高級感あっても良かったかなと反省。来年は子供も、もう少し大きくなるのでまた違うところにチャレンジしたいなと思いました。

まとめ

 今年のお盆は「OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」一本しか使いませんでした。このレンズほんと便利ですね。

 レンズ沼で潜水の練習をしているtoshiboo (id:toshiboo777)さんによると、LUMIX G9 PROと組み合わせると異次元の性能を発揮するという噂を聞き迷いが生じていますが、普通の人間は毎月10万を超す機材を買い続けたら破滅まっしぐらだなと気づき、なんとか正気を保っています。

 みなさんも残暑とレンズ沼の住人にはご注意を!

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Maker Faire Tokyo2018レポート(AI・ディープラーニング・機械学習編)

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MFT2018レポート(AI・ディープラーニング・機械学習編)

 MFT2018のレポート。ディープラーニングや機械学習関係のものも多かったので、いくつか気になったものを紹介します。

Raspberry Piでのディープラーニング

 Raspberry Piでディープラーニングしている展示が結構ありました。凄いなと思ったのがIdein Incさん。Raspberry PiのGPUを使って、リアルタイムで骨格検出(ボーン検出)していました。

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 ラズパイでリアルタイムで動いてる

 このボーン検出、私も以前にボーン検出を利用した楽器アプリを作ったりしてました(詳細は以下記事参照ください)

 上記のアプリは、単純にiMacのCPUで動かしているのですが、実はRaspberry Piでも試していました。ただ、そのままCPUで動かしたら動くには動いたのですが、あまりに重くて使い物にならなかったのですよね。それをここまでサクサク動かすとは衝撃でした。

 Idein Incさんは、前からたまにネットでみかけてめちゃ技術力高い会社だなと思っていたので、今後の動きが気になりますね。ブログがTumblrというのもらしくて良いですw ちなみに、ブログだと以下の記事が面白かったです。

Idein Ideas — FRISKをスマートにする

 他、同様にRaspberry Piでディープラーニングを使って、ロボットを動かしている例がありました。笑顔だと尻尾振って近づいてくるという可愛いやつです。

 こちらは、Idein Incさんと違い、ラズパイのGPUは使わず画像サイズや使用するネットワークを工夫して、リアルタイムでRaspberry Piでディープラーニングによる認識をしているとのことでした。ロボットの可愛い動きを含めた見せ方が上手だなと思いました。高い技術力をみせつける展示も、もちろん凄いですが、こうやってハードウェアもソフトウェアも汎用品をうまく工夫して組み合わせて面白いことをやるのも良いですよね。私もどちらかというこちらの方向ですね(GPUを使うプログラミングとかそもそもできないのもあるけど)。

 そして、このロボット作った方のはてなブログの読者だったことにたまたま気づきました。世間は狭いですね(笑)

 あとは、GoogleさんのVision Kitも多く見かけました。Raspberry Pi ZeroとIntel Movidius相当の基板でディープラーニングを動かせるキットです。こちらに関しては、実は既に手元にあったりします。

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 Vision Kitに関しては、また別途紹介予定です。非常に面白いキットでオススメです。KSYさんで購入できます(Amazonのは現状ぼったくり価格なので、やめておいた方がよいです。ここからはリンクも貼りません)。

第2弾 Google AIY 製品販売のお知らせ - Raspberry Pi Shop by KSY

 Raspberry Piでのディープラーニングに関しては、環境構築など記事書いているので、すぐにでも試したい人は以下参考にしてみて下さい。

ダーツ自由形評価システム

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 ダーツを投げる時のグローブの圧力や骨格検出(ボーン検出)情報を使って、評価をしてくれるシステムです。

 ダーツというスポーツにデータサイエンスを取り入れるという着眼点のユニークのみならず、センサデータの可視化にROS(Robot Operating System)を使っていたり、得られたセンサデータの評価関数の設計にディープラーニングを使っていたりと、さりげなく技術的にレベル高いなと感じました。ボーン検出に関しては、ディープラーニングでなくて3Dカメラ(Xtion)を使った方式です。私もこの方式でのボーン検出は以前に試したことがあります。詳細は以下記事参照下さい。

 そして、システム名で検索したら、開発者の方のはてなブログ発見しました!当日までの試行錯誤(なんと前日までまともに動いてなかったらしいです)が詳しく書いてあり、技術的にもストリー的にも面白かったです。

きゅうりのディープラーニング

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 もはや有名人となった小池さんのディープラーニングによるきゅうりの判別。なんと、静岡大学と共同研究を始めたらしく、学生さんがお手伝いとしてブースにいらっしゃいました。トマトのしおれ具合だったり、キュウリの物体検出をやっているようです。物体検出はYoloベースとのこと。物体検出に関して興味ある方は、以下記事も参照してみて下さい。

 小池さんの取り組みの技術的な内容は、私が知る限り以下の本が一番まとまって詳しく書かれています。ディープラーニングを農業に活用するにあたり、どういうところに着目して、どういうデータをどうやって集めるかという教科書にはなかなか載らないけどビジネスとして重要な要素が書かれているので、なかなか貴重な内容かと思います。

深層学習による物体検出を使ったMIDIコントローラー

 電脳カウボーイのシン石丸さんによる、ディープラーニングを使って音楽のエフェクトを動的に変化させる展示。物体検出は、Yoloを改造して使っているそうです。Yolo大人気ですね。展示内容の詳細説明は、シン石丸さんのブログ(はてなブログです)を参照下さい。

 私もボーン検出利用して、音楽を生成しているので勝手ながら結構近いものを感じてしまいました。

 実際にやっていて、ディープラーニングは音楽やゲーム等のエンタメに使うのが相性良いのかなと思ったりします。ディープラーニングのブラックボックス的要素が、エンタメとしては逆に面白かったりしますし。そして、初めてシン石丸さんにお会いできて光栄でした!

まとめ

 MFT2018のAI(ディープラーニング・機械学習)関係の展示で気になったものをまとめてみました。年を追うごとにAI関連の展示が増えているなという印象を受けました。この分野は、技術はもちろん重要なのですが、その技術をどういうアプリケーションに適用するのかという着眼点と、そのためにどういうデータを集めて、どういう結果を出すかというビジネス含めた設計がより重要だなと感じました。

 AIに関しては、私のブログでも色々情報を公開していますし、noteで初心者向けに実際に手を動かしながら学べるチュートリアルを販売していたりするので、もし興味がある方は見ていただけましたら幸いです。

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Maker Faire Tokyo 2018レポート(音楽・メカ編)

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MFT2018レポート(音楽・メカ編)

 本記事がMFT2018の最後のレポートとなります。最後を飾るのは、音楽、メカです。お約束ですが、このレポートは、私が見た極一部の展示のうち、独断と偏見で選んだものですのでご了承下さい。

R-Mono Lab

 もはや常連の風格漂うR-Mono Labさん。

 ダンボールカホン f:id:karaage:20180804124405j:plain:w640

R-MONO Labさんでダンボールカホンの実演 H-07-05 #MFTokyo2018

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 さりげなく楽器店でうまいプレイを披露する人みたいになってる!

 この楽器、以下のRolandさんの機器組み合わせることが前提のキットなのですが、バカ売れだったようで完売していました。

 新作のソルダリングシンセも、なかなかヤバい音してました。

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 この楽器、分かっていなかったのですが、説明を聞いたらなんと演奏しながら半田付けするのが前提らしいです。半田ごてが楽器になるって衝撃ですね。ある意味究極のサーキットベンディングかも(笑)

 演奏するたびに感電するので、ギャル電の感電上等精神に通ずるところがありますね(笑)

 R-Mono Labさんに関しては以下記事も参照下さい。

necobit(ねこびっと)

 MIDIを使ったメカ制御をしているnecobitというプロジェクトをしているカワヅさん。

ネコ型決戦兵器カワイイ #MFTokyo2018

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 ドラム叩くネコロボット可愛い!

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 磁力をトリガに音がでるマグネトーンキット。お土産に買いました!積まないように作らなきゃ(笑)

 個人で自作基板の制作から販売まで行っていて凄いです。2日間、メカものの展示をあれだけのクオリティでやりきるにはかなりのエンジニアリングが必要なので尊敬です。

 ウェブサイトみると、色々なものを作られている方なので納得です。気になる方は、Twitterやサイトなどフォローしましょう!

necobit.com(ねこびっと) – 2人と3猫・3バイク。電子制御基板・モジュールのnecobit電子(ねこびっとでんし)、効果音のNecobido Sound(ねこびっドーサウンド)もやってます。

MIDIメカニカルシステムの紹介 MIDIで機械をコントロール – necobit.com(ねこびっと)

 キットの通販も開始されています。MFT行けなくて気になっている方は是非!

3Dプリンタ豆知識

 変わったところで、セメダインさんの出展では3Dプリンタの豆知識。

 私も3Dプリンタ使っているので分かるのですが、大物ってプリントするのに時間がかかるので、応急処置したいときは結構あるのですよね。

 ABS用に以下を常備しておこうと思います(笑)

セメダイン 瞬間接着剤 3000 多用途 スリム CA-261 P3g

セメダイン 瞬間接着剤 3000 多用途 スリム CA-261 P3g

 こういう着眼点で、自分の製品のニーズを捉えて提供するのは良いですよね。

 ちなみに私のオススメの3Dプリンタは UP Plus2です。

ジャミングハンド

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100均でつくるジャミングハンド(ドラえもんハンド)凄い #MFTokyo2018

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 ドラえもんの手のように、なんでも掴める夢のようなロボットハンド。このハンドのアイディアは、もともとコーネル大学で研究されたものです。粉体が密度によって流体として振舞ったり、個体として振舞ったりする状態変化をジャミング転移というのですが、この現象を利用することからジャミングハンドと呼ばれています。コーネル大学のものは、ゴム袋にコーヒーの粉を詰めて、真空ポンプで空気を抜くことでジャミングハンドを実現していましたが、この展示ではなんと100均で買えるもので同じ原理を再現しています。

 ジャミングハンド、Empire Robotics社がVERSABALLとして商用化していたときは数十万の価格で売っていたのですが(現在は廃業)、それが1000円で作れてしまうのだから凄いですよね。こういう、普通に買うと個人では中々買えないようなものを安く作り上げちゃうのがMaker Faireらしくて良いですよね。

 私もデジタルバック自作したりしているのですが、理由は全く同じだったりします(普通に買うと数百万とかする)。

正太郎君

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 中学生メイカーの正太郎くんの展示。この前あったときは小学生だったのに、子供の成長は早いですね(おっさん目線)。クオリティと情熱と量が凄いですね。以下サイトも必見です。

 今、Amazon Primeビデオの「あつまれ!アマゾンキッズ! しまじろうとあそぼう!」のエピソード10にも出演しているので、Amazon Primeビデオが見られる人は必見です。

サーキットベンディング

 Famicon VJ machineを公開していた水呑百姓東京さん   f:id:karaage:20180805155212j:plain:w640
 ファミコンでtwitterクライアント。意味がわからないです

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 専用のジグを作って、カセットの端子同士を無理やりショートさせてファミコンの画面をグリッジしてる。

 ファミコン実機で、ほこりとかでショートしてバグった画面になる状態を、無理やり再現しているわけですね。完全に頭おかしいです(褒め言葉)。

 ちょうど前日の Akiparty のVJで同じような画面を見ていたのですが、話を聞いたらまさにそのVJで使われた機器そのままでした。サーキットベンディングも好きですし、VJほんとかっこよかったので、ずっと展示みながら「スゲー、スゲー」と興奮していました。

 Webサイトもカッコよすぎ

 VJをされている bongorian さんのサイト

 あと、サーキットベンディングといえば、忘れてはいけない(?)のが、世紀マ3さん。

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 ヤバい機材が所狭しと並べられていました。

 ブログは必見です。

 ちなみに、私も8年ほど前にサーキットベンディングまがいのことをした楽器で一度だけMake: Japan ブログに取り上げられたことがあります。このときは、今の100倍以上Make:って無名だったので、誰にも興奮を分かち合うことができず寂しい思いをしました。

 今回MFT Tokyo2018やAkipartyでサーキットベンディング、チップチューン、VJに触れて、自分もサーキットベンディングして、ヤバい音出したりVJしたりしてみたいなという思いがムクムクと湧き上がってきてしまいました。すぐは難しいかもしれませんが、楽器作りから始めたいなとか思っています。DJ・VJとしてライブに出て見たいなとか無謀なことも考えています。目指せAkipartyでギャル電と共演!

まとめ

 MFT2018レポート、音・メカ関係を中心にまとめました。これでMFT2018関連のレポートはお終いです。このままだと年々大変になっていって、行くのが嫌になりそうなので、次回はもうちょっと簡単なレポートにしたいと思います(笑)

 今回は参加しただけでしたが、Mini Ogaki Maker Faire2018には出展目指して頑張ります!

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久しぶりに漫画を読みふけってしまいました

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出張に行ったら漫画喫茶にいってしまう漢

 大きめの仕事があって、三重に出張しています。ホテルで時間ありそうなので、積まれてたディープラーニングの本を持ち込んで、意識高く手を動かしながら読み込もうと思っていたのですが、色々嫌なことがあってやさぐれて漫画喫茶に逃げ込んでしまいました。漫画最高です、嫌なことがあったら漫画読むに限ります。

 ジャンプSQ読んだら、るろうに剣心(北海道編)が再開していて「和月先生(涙)」って感じになったのと、はじめの一歩で、いつの間にか一歩が引退していてビックリしました。これどうなるの?

 そういえば、独身の時、仕事で忙しかった時、夜の11時くらいに家帰ったら、漫画喫茶に言って朝の2時くらいまで漫画読んで家帰って寝て朝6時に会社行くみたいな生活してたの思い出しました。私を救ってくれたり、生きていく知恵を授けてくれるのはいつだって漫画でした。

 その後仕事の連絡が来たので、テンション下がってホテルに帰ったのですが、そこからまた面白いWeb漫画を見つけてしまい読みふけっています。

 なかなか話が深いし、どの登場人物も色々な面があって魅力的で、先が気になる漫画です。

 あと、さりげに続きが気になっている漫画は「刀遊記」ですね。完結したら一気読みしたい。

刀遊記

 そして、私にとってのWeb漫画原点にして頂点の「堀さんと宮村くん」。また最初から読み返したたいですね。

読解アヘン

 とりとめもない内容ですが、たまにはこんな感じもよいのではないでしょうか?それじゃあ、また!

 出張中に読むのを諦めた本

直感 Deep Learning ―Python×Kerasでアイデアを形にするレシピ

直感 Deep Learning ―Python×Kerasでアイデアを形にするレシピ

  • 作者: Antonio Gulli,Sujit Pal,大串正矢,久保隆宏,中山光樹
  • 出版社/メーカー:オライリージャパン
  • 発売日: 2018/08/17
  • メディア:単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る

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ぶどう狩りに行ってもぶどうを狩らないタイプ

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岡崎駒立ぶどう狩り組合の「柴久園」さんでぶどう狩り

 1週間以上前の話ですが、大学の友人4家族でぶどう狩りに行ってきました。

f:id:karaage:20180826110635j:plain:w640

 行ったのは、岡崎駒立ぶどう狩り組合の「柴久園」さんで、もう3回目になります。詳細は以前に寄稿した以下記事参照下さい。

岡崎駒立ぶどう狩り組合の柴久園さんで時間無制限のぶどう狩りを堪能しました!

 3回目ともなると、ベテランの域に達するので、ぶどうを狩りません。どういうことかというと…詳しく知りたい人は、noteの音声配信でも聞いて見て下さい。ちなみに別に大した理由は無いので無理して聞く必要は全く無いです(笑)

ぶどう狩りの写真

 写真です。

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 拾ってきた(狩ってない)ぶどう

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 ぶどう狩りといえばピザ

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 川遊びや遊具でも遊べる

 レンズはやっぱり12-100mm F4.0

 こればっかり

まとめ

 たまには、こういう多くの人には何の役にも立たない記事を書いて、読者を困惑させたり、積極的に読者数を減らしていきたいなと思います!ブログを使った壮大なSMプレイです。試される忠誠心!

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M5Stack(ESP32マイコン)とAWS IoTで始めるIoT入門

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M5Stack(ESP32マイコン)とAWSを繋ぐテスト

 最近ESP32マイコンが色々な用途につかえそうで面白そうだなーと思っています。Interface 2018年9月の特集は、色々な応用例も書かれていて中々良かったです。

Interface(インターフェース) 2018年 09 月号

Interface(インターフェース) 2018年 09 月号

f:id:karaage:20180902141945j:plain:w640

 とりあえず、本に書かれていたESP32マイコンとAWSを繋いでみるってところをやって見ました。本に書かれている内容や、ネットにも多く公開されている内容そのままなのですが、いつもの通り実際やってみると細かくつまづいたりしたのと、デバイスとしてM5Stackを使ったりしたので、自分へのメモとして書いておきたいと思います。

ESP32マイコン側の環境設定

 ESP32マイコンの開発環境としては、以下2通りを試しました。

  • M5Stack
  • ESPr Developer 32

 M5Stackは、ESP32マイコンに加えてディスプレイやセンサまで全部入りの今話題のデバイスです。M5Stackでの環境設定は、以前実施した以下内容でOKでした。

M5Stack Basic

M5Stack Basic

 単純にESP32マイコン単体の開発環境が欲しい場合は、ESPr Developer 32がUSBに繋げて、そのままArduino IDEで開発ができるので、良さそうでした。スイッチサイエンスさんで購入できます。

ESPr Developer 32

ESPr Developer 32

 秋月さんでも同じようなデバイスが安い価格で買えますが、スイッチサイエンスさんの方が電源周りの回路にお金をかけている分安定しているらしいです(自分で検証はしていません)。

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 ESPr Developer 32は、以下のようにPCに繋ぎます。環境設定はM5Stackとほぼ同じですが、Arduino IDEのボード周りの環境設定が異なります(ESP32 Dev Moduleにする必要があります)。具体的には、以下のように設定しました。

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 なお、Arduino IDE共通の話ですが、Arduinoの設定を以下のように設定すると詳しくログが見れるので、デバッグが捗ります。通常エラーで原因が分からず詰まった時は設定してみましょう(全然知らなかったです)。

「ツール -> Core Debug Level -> Verbose」

f:id:karaage:20180812215744p:plain:w480

AWSの準備

 AWS側の設定です。AWSの「IoT Core」で操作を行います。ブラウザはGoogle Chromeを使った方が良さそうでした。AWSのIoT Coreの概要やできることに関しては、以下記事参照下さい。

 要は、AWSの「IoT Core」を使ってAWSにセキュアにデータを送れて、後はAWSの機能でデータを使って色々できるってことみたいです(AWS初心者なので、勘違いしてたらすみません)。

AWSアカウントの取得

 以下のアドレスから新規アカウントを登録します(既に持っている人は次に進んでください。)

AWS Console - Signup

 以下画面の「IoT デバイスを接続」をクリックして「IoT Core」の画面に遷移します。 f:id:karaage:20180813175220j:plain:w640

ポリシーの登録

 「安全性」->「ポリシー」を選択して「作成」をクリック

 アドバンスドモードに切り替えて、以下のようにステートメントを追加します。

f:id:karaage:20180811150938p:plain:w640

 ステートメントのコードは以下

{"Version": "2012-10-17",
  "Statement": [{"Effect": "Allow",
      "Action": "iot:*",
      "Resource": "*"
    }]}

モノの登録

 証明書作成してダウンロードします。

f:id:karaage:20180811171918p:plain:w640

 証明書を全てダウンロードします。Root CAに関しては、CAダウンロード先のリンクに、複数の証明書があるのですが、一番上の「VeriSign Class 3 Public Primary G5 root CA certificate」でOKでした。

f:id:karaage:20180811172049j:plain:w640

 証明書に先ほどのポリシーをアタッチしておきましょう。

ESP32マイコン側の設定

 AWS IoTと通信するためのMQTTライブラリを入れます。「スケッチ」->「ライブラリをインクルード」->「ライブラリの管理」からライブラリマネージャーを開いて、以下のように「PubSubClient」で検索します。複数出てきますが、以下の赤枠のものをインストールしましょう。

f:id:karaage:20180811123645j:plain:w640

 また、ここでパケットサイズを増やしておく必要があります(詳細は本記事末尾の参考サイトの記事等を参照下さい)。

 PubSubClient.hというファイルを編集します。私の場合は以下の場所にありました。

~/Documents/Arduino/libraries/PubSubClient/src/PubSubClient.h

 以下の通り2048に設定しました。

#define MQTT_MAX_PACKET_SIZE 2048

ESP32マイコンとAWSの通信とモニタリング

 これで一通り準備ができたので、ESP32マイコンとAWSを連携させてみましょう。

 ソフトは、Interfaceや参考リンクのネット情報を元に作成して以下に公開しました。

 ESPr Developer 32の場合は「esp32-iot」というディレクトリのソフトを、M5Stackの場合は「m5stack-iot」というディレクトリの中のソフトを使いましょう。使用前にWiFiやAWSの環境に合わせて以下の空欄やxxxとなっている箇所を修正しておいて下さい。

// WiFi Settingconstchar* ssid = "";
constchar* password = "";

// AWS IoT Settingconstchar* awsEndpoint = "xxx.xxx.xxx.amazonaws.com";
constint awsPort = 8883;
constchar* pubTopic = "pub01";
constchar* rootCA = "-----BEGIN CERTIFICATE-----\n" \
"xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx\n" \
"xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx\n" \
"xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx\n" \
"-----END CERTIFICATE-----\n";
constchar* certificate = "-----BEGIN CERTIFICATE-----\n" \
"xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx\n" \
"xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx\n" \
"xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx\n" \
"-----END CERTIFICATE-----\n";
constchar* privateKey = "-----BEGIN RSA PRIVATE KEY-----\n" \
"xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx\n" \
"xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx\n" \
"xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx\n" \
"-----END RSA PRIVATE KEY-----\n";

 Arduino IDEでビルドして、実行するとAWSとの通信が始まります。プログラムはpub01というトピックに時間に応じてインクリメント(増加)し続ける数字を投げているだけなので、pub01というトピックをAWS側でモニタリングしてやるだけです。

 AWSのMQTTクライアントで、pub01を追加してやります。

f:id:karaage:20180812215651j:plain:w640

 あとは、以下のように増えていく数字がモニタリングできます f:id:karaage:20180812215633j:plain:w640

 M5StackでAWSと通信してモニタリングしている様子です

M5StackとAWSでIoT的なことやってる。ただカウントしてるだけなのでめちゃ地味

karaageさん(@karaage)がシェアした投稿 -

まとめ

 ESP32マイコンとAWSを連携させてみました。今回は数字をカウントしてモニタリングするだけの例だったので、地味で全然面白く無いですが、色々IoT的な応用例が作れそうですね。IoT的な使い方をするとき課題になりそうなのは電力ですが、ESP32マイコンは省電力で動かせるディープスリープモードも搭載されているので、うまく使えば長期間のモバイル電源での運用も期待できそうです。

 また、そのあたりもうまく工夫して、面白いアプリケーションが作りたいなと思っています。

Interface(インターフェース) 2018年 09 月号

Interface(インターフェース) 2018年 09 月号

M5Stack Basic

M5Stack Basic

ESPr Developer 32

ESPr Developer 32

参考リンク

ESP32マイコン関係の設定

ESPr Developer 32 で WROOM-32 を Wi-Fi に繋いでみる - Tech Blog by Akanuma Hiroaki

ESP32 の Wi-Fi のみ OFF および温度・湿度・気圧センサー BME280 の再調整など | mgo-tec電子工作

ESP32とAWS IoTとの連携

ESP32〜AWS IoTでMQTT通信して詰んだ話【ClientID】

ESP32でAWS IoTに繋いでThing Shadowを弄る – コーヒーサーバは香炉である

ESP32でAWS IoTに繋いでThing Shadowを弄る(2) トラブルシューティング編 – コーヒーサーバは香炉である

ESP32 DeveloperでAWS IoTを動かそうとしてハマったメモ – 1ft-seabass.jp.MEMO

低電力関連

【ESP32】スリープモードについて - ソースに絡まるエスカルゴ

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ライブコーディングから始めるVJ入門

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VJをやってみたくなった

 Maker Faire Tokyo 2018と同じ日にAkiPartyというライブに行ったのですが、そのライブのVJがめちゃめちゃカッコよくて、VJやりたくなってしまいました。

 AkiPartyでは、ファミコン実機をサーキットベンディング(要は回路を勘でショートさせたりして適当に改造すること)をして、バグったような映像を表示させる、Vaporwave(ヴェイパーウェイブ)的な表現をしていたのですが、それがめちゃめちゃカッコよかったのです。文章だと全然カッコよく無さそうですね、すみません…

 ともかく、VJやってみたいな。あわよくばライブとかやりたいなみたいなことを思いました。ただ、ファミコン実機から入るのは幾ら何でもハードコア過ぎるし、市販のVJソフト買って、無料動画素材を切り貼りするのもなんか違うな…と思っていて、そういえば、はてなブログでVJやっている人がいたようなと思って、はてなブックマーク検索してみつけたのが以下の記事です。

 ライブコーディングでVJやっている!めちゃっかっこいい!自分に合っているような気もするので、ここから試してみることにしました。

Atomでライブコーディングする方法

 ほとんど上記サイトのままなのですが、メモがわりに。

 まずは、以下コマンドでHomebrewを使って必要なソフトをインストールします。

$ brew cask install atom
$ brew install glslang

 Homebrewが分からない人は以下参照下さい。

 続いて、Gitでサンプルファイルをクローンしておいて、Atomエディタを起動します。

$ git clone https://github.com/fand/glsl-livecoder-examples
$ cd glsl-livecoder-examples
$ atom .

 GitとかGitHubが分からない人は以下参照下さい。 karaage.hatenadiary.jp

 vedaというプラグインを探してインストールします。 f:id:karaage:20180818115624p:plain:w640

 他にも必要なパッケージがあるぞ!的なことを言われるので「Yes」で追加インストールしましょう f:id:karaage:20180818115644p:plain:w640

 コマンドパレットを開いて、Veda:ToggleでVedaを起動します。 f:id:karaage:20180818115659p:plain

 実は、コマンドパレットというのが分からなかったのですが、所謂ランチャー的なもので、Windows/Linuxなら「Ctrl-Shift-P」、Macなら「Cmd-Shift-P」で起動します。詳しくは以下記事が参考になりました。

 あとは、適当なサンプルを実行するだけです。

f:id:karaage:20180818115714p:plain:w640

f:id:karaage:20180818115725p:plain:w640

 めちゃっかっこいい!

まとめ

 VJとかやってみたいなと思い、とりあえずライブコーディングから入ってみました。なんとなく変なところから入門している気もしなくもないですが、こっちの方がピンときたので仕方ないです。

 ちなみに参考にさせていただいている、アマギさん(id:amagitakayosi) は、Unityを使ったVJシステムを作ったりと、更なる高みを目指されていてもう驚嘆する他ないです。

 このままだとオリジナリティがゼロなので、自分の場合はハードウェアだったり、ディープラーニングと組み合わせて面白い表現ができたりしないかなーとか夢想する日々です。考えている間が一番楽しいですね。

 ただ、このままだとずっと考えているだけで終わってしまいそうなので、とりあえずどこかでライブすることだけ決めちゃおうかなとか思ったり。できるかわかりませんが、気負わずゆるゆるいきたいなと思っています。

参考リンク

君は演奏する”プログラミング”Live Codingを知っているか? - 週刊アスキー

GLSL で暖を取るための準備をしよう! GLSL お役立ちマニュアル

[連載]やってみれば超簡単! WebGL と GLSL で始める、はじめてのシェーダコーディング(1)

TidalCyclesでライブコーディングに挑戦しよう⚡ - マルシテイア

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小型万能マイコン「M5Stack」の野良アプリを色々試してみる方法(VS Code + Platform IO)

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M5Stackを買い増ししました

 早速ですが、最近個人的に一番熱いなと思っているマイコンモジュール「M5Stack」を買い増ししたことをここにご報告いたします。理由は、スイッチが壊れてしまったからです。これ、結構壊れやすいと思うので扱いには注意を…

f:id:karaage:20180904143046j:plain:w640
 左が無残に壊れたM5Stack。スイッチ以外は無事なので、表示用として使います

 買い増しは、以前売り切れで買えなかった9軸ジャイロ搭載のM5Stack Grayにしました。

M5Stack Gray(9軸IMU搭載)

M5Stack Gray(9軸IMU搭載)

 今回は、M5Stack公式サンプル以外のネットで無料で公開されているアプリを色々試してみました。「Arduinoベースだし、コピペしてビルド、アップロードのクリック2回で動くだろガハハ!」と思っていたら、意外にそうでもないといういつものアレだったので、メモがわりに書いておきます。

M5Stackのアプリを試す

 基本的な環境設定は、以下記事を参考にセットアップして下さい。M5Stackをスマートウォッチにするの部分は省略してOKです。

 以下は上記のセットアップが完了した前提での説明です。

Platform IO(+ Visual Studio Code)のセットアップ

 Arduino IDEで後述する顔表示のアプリをビルドしようとしたら、fatal error: utility/In_eSPI.h: No such file or directory compilation terminated.というエラーがでて検索してもよく分からなかったので、今回Arduino IDEの他にPlatform IOという開発環境を試しましたのでそのセットアップ方法を説明します(Arduino IDEと共存可能です)。なお、Platform IOはCUIでも使えるのですが、VS Codeというエディタのプラグインという形式でも提供されています。VS Codeのプラグイン形式で使うと、IDE環境っぽく使えてコーディングからビルド、ボードへの書き込みまでシームレスにできて良いかなと思い、今回はこちらを選択しました。

 Arduino IDE以外は使いたくない!って人は、ここと顔表示のアプリを飛ばして下さい。顔表示もひょっとしたら、環境によっては(Windowsとか)Arduino IDEでもうまくいくかもしれません。

 以下の記事が、Platform IOから、M5Stack-Avatarの導入まで非常に丁寧に書いてあって参考になりました。

 Macのケースでポイントだけ書くと、VS Codeというエディタをインストールします。Homebrewを使えば以下コマンドで一発です。

$ brew cask install visual-studio-code

 Homebrewに関しては以下記事参照下さい。

 あとは、拡張機能で「PlatformIO IDE」をイントール f:id:karaage:20180904151936p:plain:w640

 Platform IO IDEから、M5Stack-Avatarをインストール f:id:karaage:20180904151945p:plain:w640

 あとは、勘でゴニョゴニョやればビルドと基板の書き込みができます(笑)。上記のQiita記事が詳しいですね。

 ちなみに私の環境だと、一回プロジェクトを作成してからそのままビルドできなかったので、VS Codeを再起動してから作成したプロジェクトを開くという謎儀式が必要でした。そのうちバージョンアップで直ると思いますが参考まで。

 M5Stack-Avatarは複数のサンプルあって、表情を色々変えて遊べたりします。オリジナルの顔も面白そうですね。

M5Stack Avatarようやく動いた。可愛いね

karaageさん(@karaage)がシェアした投稿 -

 ちなみに顔表示以外のアプリはPlatform IOを使わなくてもArduino IDEだけでできますが、Platform IOでインポートしてもOKです。

顔表示(M5Stack-Avatar)

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 よく見る顔を表示するやつです。私はArduino IDEでうまくいかなかったので、上記のPlatform IOを使ってセットアップしました。

 Arduino IDEの場合は、以下記事を参照するのが良さそうです。Windowsならうまくいくかも、多分。

倉庫番

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 M5Stackで倉庫番ができます。

 以下GitHubからダウンロードします。

 ダウンロード方法は、上記のサイトの右のほうの「Clone or download」をクリックして「Download ZIP」をクリックするだけです(以下の図を参照)。 f:id:karaage:20180904122011p:plain:w640

 ダウンロードしたファイルを解凍して、フォルダを実際に使用するArduinoのファイル「M5Stack_Sokoban.ino」に合わせて「M5Stack_sokoban」に変更して下さい。あとは「M5Stack_Sokoban.ino」をダブルクリックしてArduino IDEで開いて、Arduino IDEでビルド、書き込みを行って下さい。

 なお、GitHubが何か知りたいって人は以下参照下さい(知らなくてもアプリを使うことは可能ですので、アプリの開発やバージョン管理に興味ある人のみでOKです)。

 ボタンが3つのため、同時押しを駆使する必要があるため、プレイは正直かなり厳しいです(笑)

テトリス

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 M5Stackであのテトリスができます。ソフトは以下GitHubリポジトリで公開されています。

 ダウンロードとビルド、書き込みは倉庫番と同様です。フォルダ名は、Tetris.inoファイルに合わせてTetrisに修正して下さい。後から気づいたのですが、実はM5Stackのサンプルに同じものが入っていたりするので、Arduinoのスケッチ例から「M5Stack」->「Games」 ->「Tetris」からでもOkです。

 操作方法や、背景画像の設定方法などは、以下サイト参照下さい。

TETRIS with M5STACK | macsbug

ライフゲーム

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 ライフゲームです。以下GistのコードをArduino IDEにコピペして保存してから、ビルドして書き込めばOKです。

M5Stack_lifegame · GitHub

 M5Stackのサンプルにも「M5Stack」->「Advanced」 ->「Cellar_Automator」にライフゲーム的なものはあるのですが、こちらの方がみやすくて良い感じです。

今後試して見たいアプリ

 今後試してみたいM5Stackのアプリ(応用例)へのリンクを羅列します。試したら詳細追記するかもしれません。

M5stackに天気予報、スクロール時計、Yahooニュース、メッセージ表示させてみた | mgo-tec電子工作

M5stack(ESP32)で朝顔水やりロボットを作ってみた - OGIMOノート

GitHub - robo8080/M5Stack_WebRadio_Avator: M5StackでAvatar表示付きWebRadio

M5Stackでいろいろやってみた。 - Togetter

GitHub - nomolk/M5Stack_CrackScreen: Crack your M5Stack!!

M5Stack から Slack へ投稿できた編 | Moonmile Solutions Blog

【簡単IoT】ESP8266(+Amazon echo)で寝室からの呼び出しボタンを作ってみた - OGIMOノート

GitHub - sandman72/Fauxmoesp: My Fauxmo port to the ESP32 platform *DEPRECATED*

ESP32からGoogleHomeをBluetoothスピーカとして使う – Watako-Lab.

MacでESP32の開発環境をセットアップする(ESP-IDF編)

GitHub - lovyan03/M5DropMenuSample: M5Stack dropdown menu code sample

まとめ

 M5Stack、Arduinoベースだしアプリ試すのくらい簡単だろと思っていたのですが、意外にハマってしまいました。マイコン開発環境セットアップあるあるですね。今回、VS CodeにPlatform IOという開発環境の組み合わせを初めて使って見たのですが、コーディングからビルド、マイコンへの書き込みまでシームレスにできるのでなかなか良かったです。Platform IOはM5StackやArduinoの他、様々なマイコンボードに対応しているので、VS Code+Platform IOは、汎用的な開発環境として使えそうな可能性を感じました。

 また、M5Stackは、ESP32の機能を最大限に使おうとする場合は、ESP-IDFを使う必要があるとか色々深そうな気配がしてきました。お手軽マイコンという印象だったのですが、マイコン沼は深いですね…どんなことができそうかだいたいわかってきたので、今後はオリジナルのアプリやシステムも作ってみたいなと思っています。

M5Stack Gray(9軸IMU搭載)

M5Stack Gray(9軸IMU搭載)

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9/11発売のラズパイマガジン2018年10月号に「Vision Kit」の記事を書きました

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ラズパイマガジン2018年10月号に記事を書きました

 Twitterで事前に告知しましたが、ラズパイマガジンというRaspberry Piに関する専門誌に私が書いた記事を載せていただいています。

 内容としては、Google製の「Vision Kit」という、ラズパイとラズパイのカメラモジュール、専用のAIボードとダンボール製の筐体を使ったカメラキットの解説記事です。

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 Vision Kit

 イメージ的には、以下の組み合わせをコンパクトにしたものです。実際Vision Kitの専用AIボードは、中身ほとんどIntel Movidiusなので、同等の性能と思います。  

 Vision Kitの使い方、顔検出があるのですが私は顔出しNGなのでどうしようかなと思っていたのですが、今回もフリー素材ブロガーである、変デジ研究所のロンスタさん(id:lonestartx)に助けていただきました(笑)というわけでロンスタさんのファンの方も必見の内容となっております。

 使い方の記事以外にも、記事のためにオリジナルのアプリも1つ作って気合入った内容になっています。キット自体もコンパクトで性能に対するコストパフォーマンスも非常に良いので、ラズパイマガジンと合わせて買っていただけたら、楽しめるかなと思います。よろしければどうぞご購入下さい。

商業誌に記事が載った感想

 今まで、ウェブメディア(「はてなニュース」さんや「変デジ研究所」さん)には、何度か寄稿をしたり、何故か本に名前が載ったことはあったのですが、商業誌に向けて記事を書いて載せていただいたのは初めての経験です。特に、ラズパイマガジンは、以前から愛読していた雑誌なので感動はひとしおです。

 本に載る人って凄い人ばかりという印象だったのですが、こんな訳のわからない謎の食べ物の名前の人間の記事を載せていただけるなんて、本当に光栄の極みです。長いことネットで何かしらアウトプットしているとこんなこともあるのだなと、感慨にふけっております。あとは、ちゃんと発売されて記事が載っていて良かったです。正直本屋でこの目で見るまで、100%信じられなかったです(本を出すって話は途中でたち消えになることが多いので)。

アンケートご協力のお願い

 読まれた方は、宜しければ是非感想などお聞かせ下さい!

 豪華読者プレゼント応募のついでに、以下アンケートにも是非ご協力を(応募には、ラズパイマガジン購入が必要です)

アンケート回答画面

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「作って動かすALife」の書評とプログラムの動かし方

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f:id:karaage:20180908224000p:plain:w640

「作って動かすALife」という本を買いました

 「作って動かすALife」という人工生命(Artificial Life)分野の本を買いました。「人工生命」って割と聞きなれない分野かもしれません。元々、簡単なルールで生命っぽい振る舞いをするもの(いわゆるライフゲームやボイド)をきっかけに、生命っぽいものを作ることで、生命とは何かを理解できるんじゃないの?ということを考える研究分野です(素人ですので、全然違ってたらすみません)。

 人工生命の分野では、「そもそも生命って何だろう?」ということも議論になったりして、今流行りのAIとの共通点も感じさせますね。個人的には、AIやロボットの進化の先にALifeという考えが重要になってくるんじゃないかなと思っているのですが、この本でも最後の方にまさにそんな話が書いてあって「おおっ!」って思ったりしました。

 今すぐ役に立つという分野ではないですが、単純に面白いですし、ジェネラティブアートとか創発とかそういったキーワードに興味ある人は刺激になるかと思います。

作って動かすALife ―実装を通した人工生命モデル理論入門

作って動かすALife ―実装を通した人工生命モデル理論入門

  • 作者:岡瑞起,池上高志,ドミニク・チェン,青木竜太,丸山典宏
  • 出版社/メーカー:オライリージャパン
  • 発売日: 2018/07/28
  • メディア:単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログ (1件) を見る

「作って動かすALife」で作れる人工生命

 本を読むことで、次のような人工生命をコンピュータ上に誕生させて、その原理(の1部)を分かった気になることができます(理解できるとはおこがましくて言えません)。

f:id:karaage:20180908224723g:plain:w640
 ボイド(boids)

 

f:id:karaage:20180908224707g:plain:w640
 あり(Ant)

f:id:karaage:20180908224719g:plain:w640
 ライフゲーム(2次元のCellular automaton)

f:id:karaage:20180908224720g:plain:w640
 反応拡散系モデル(Gray-Scott model)

 なかなか面白そうですね。

「作って動かすALife」のセットアップ方法(Mac向け)

 本ではめちゃめちゃ簡単に書いてあるので、動かせない人も多そうな気がするので、Mac向けのセットアップ方法を簡単に書いておこうかなと思います。

 基本的には以下記事を参考にすればOKです。

 とにかく最短で1から環境を構築したい人は、以下実行してください。

 HomebrewとPyenvをセットアップ

$ /usr/bin/ruby -e"$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"
$ cd
$ curl -L-O https://raw.githubusercontent.com/karaage0703/mac-dotfiles/master/.bash_profile
$ brew install pyenv
$ echo'eval "$(pyenv init -)"'>> ~/.bashrc
$ brew install pyenv-virtualenv
$ echo'eval "$(pyenv virtualenv-init -)"'>> ~/.bashrc
$ echo export PYENV_VIRTUALENV_DISABLE_PROMPT=1 >> ~/.bashrc
$ source ~/.bashrc

 Pyenvの仮想環境のセットアップ

$ pyenv install anaconda3-4.4.0 
$ pyenv global anaconda3-4.4.0
$ conda create -n al anaconda
$ pyenv global anaconda3-4.4.0/envs/al

 必要なパッケージをインストール

$ pip install pyglet pymunk vispy
$ pip install keras==2.2.0
$ pip install tensorflow==1.8.0

 私の環境では、OSをアップグレードしたばかりで、途中以下のコマンドを実行しろというエラーが出たので、以下コマンドを実行して、Xcodeのライセンスを確認しました。

$ sudo xcodebuild -license

 あとは、以下コマンドを実行すれば、本のプログラムをダウンロードできます。

$ git clone https://github.com/alifelab/alife_book_src
$ cd alife_book_src

 あとは、プログラムを一つ一つ実行していくだけでOKです。

 本に出てくる、Gollyというライフゲームのアプリをインストールしたい場合は、Homebrew Caskで以下コマンド1発でOKです。

$ brew cask install golly

 好きなだけライフゲームが楽しめます。

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まとめ

 最近読んだ「作って動かすALife」の簡単な書評とプログラムのセットアップ方法について書きました。割とこの分野好きで、大学時代も全く単位関係無いのに「人工生命」の講義を受講したりしていました。

 VJやりたいなー、とか思っているのですが。こういったALife的な要素取り入れたら面白そうだなとか日々妄想しています。

作って動かすALife ―実装を通した人工生命モデル理論入門

作って動かすALife ―実装を通した人工生命モデル理論入門

  • 作者:岡瑞起,池上高志,ドミニク・チェン,青木竜太,丸山典宏
  • 出版社/メーカー:オライリージャパン
  • 発売日: 2018/07/28
  • メディア:単行本(ソフトカバー)
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 ジェネラティブアートに興味あれば、以下の本も面白いかと思います。

[普及版]ジェネラティブ・アート―Processingによる実践ガイド

[普及版]ジェネラティブ・アート―Processingによる実践ガイド

  • 作者:マット・ピアソン,Matt Pearson,久保田晃弘,沖啓介
  • 出版社/メーカー:ビー・エヌ・エヌ新社
  • 発売日: 2014/11/21
  • メディア:単行本(ソフトカバー)
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参考リンク

ALIFE-CORE – 名古屋大学大学院情報学研究科人工生命ラボラトリー

Evolve It !: Takaya Arita's Home Page

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かわいいネコ型スマホスタンドを3Dプリント(無料の3Dモデル公開サイトとその活用法)

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ネコ型スマホスタンドの3Dデータをゲットするまで

 Maker Faire Tokyo2018でお会いしたカワヅさんが良さげな猫型のスマホスタンドを作ってTwitterにあげていて、めちゃめちゃ可愛かったので、以下のようにつぶやいたところ。

 なんと返信がっ!

 か、神…(実は結構期待していました)

 3Dデータは、以下で公開されています。

ネコ型スマホスタンドの3Dプリント

 どこのご家庭にも1台はあると思われる3Dプリンタ。私が使用するのは、いつもの「UP Plus2」です。

 もし、3Dプリンタが無ければ、DMM.makeさん等に外注するのも良いかもしれません。

 早速3Dプリントスタート。贅沢にも2匹プリントです   f:id:karaage:20180909010423j:plain:w640

 6時間くらいでプリント終了しました。黒いフィラメントを使ったので黒猫です。

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 可愛い! f:id:karaage:20180909005815j:plain:w640

 可愛い! f:id:karaage:20180909005823j:plain:w640

 可愛い! f:id:karaage:20180909005830j:plain:w640

 正面からみると全然分からない(笑) f:id:karaage:20180909005838j:plain:w640

まとめ(3Dデータを無料で公開しているサイトと活用例)

 人様の3Dデータをプリントしたという、それだけの話でした(笑)折角の3Dプリンタなので、たまにはこうやって使ってあげないといけませんね。

 そして、今回スマホスタンドというものを初めて使ったのですが、机の上を占有するスマホの面積が減ってめちゃ良いですね。2台スマホあるので、地味に邪魔だったことに今更ながら気づかされました。

 今回、カワヅさんが公開しているthingiverseの他にも3Dプリンタを無料で公開しているサイトは複数あります。良いデータを作っている人をフォローしたり、自分が欲しいものの名前で検索したりすると、思わぬ掘り出しものがあったりするかもしれません。参考までに無料の3Dデータ公開サイトをいくつか挙げておきます。

Thingiverse - Digital Designs for Physical Objects

GrabCAD: Design Community, CAD Library, 3D Printing Software

Suggestions | 3Dプリンタ向けSTLファイルを無料提供:3D CAD DATA.com

Yobi3D - Free 3D Models Search Engine

 活用例としては、今回のようなスマホスタンドでも良いのですが、例えば自分の持っている電子機器で検索してみると、その治具や周辺機器の3Dデータが結構出てきたりします。例えば、私が持っているカメラ「OM-D E-M5」で検索すると、アイカップとかグリップの3Dデータがわんさか出てきます。

 以前流行ったハンドスピナーとかも、3Dプリンタ界隈ではThingiverse中心にブーム以前に盛り上がっていたという話もあったりして面白いです(以下記事が詳しいです)

 もし欲しいものが無ければ…3D CAD使って自分で作ってしまいましょうw 「Fusion 360」という3D CADソフトが個人だと無料で使えるのでオススメです。使い方などは以下記事参照下さい。

 良いものが出来たら、逆にデータ公開サイトにアップロードするのも良さそうですね。

参考リンク

3Dプリンタ用ダウンロードデータ配布サイト まとめ | 3Dプリンターの比較・価格・3D素材なら、Japanese Makers

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